櫻井幸雄のモデルルーム見学術
モデルルーム見学術
見るべきポイント

スロップシンクと外部コンセントは付いているか
 バルコニーで鉢植えの栽培などを楽しみたいとき、あると便利なのが外部水栓付きのスロップシンクと外部コンセントだ。言うまでもなく、スロップシンクがあると手を洗ったり、鉢植えへの水やりに役立つ。外部コンセントがあれば外に照明を付けて鉢植えのライトアップを楽しむこともできる。これらは、後から設置できないので、最初に設置してあれば高評価となる。
 なお、超高層マンションの一部では危険防止のため、バルコニーに鉢植えを置くことを禁止している。そのようなマンションでは、スロップシンクや外部コンセントも設置されないので、念のために。  

エアコンの室外機置き場は邪魔ではないか
 バルコニーに必ず設置されるのが、物干し用の金具とエアコン室外機置き場。この室外機置き場に手が加わっていればプラス評価となる。例えば、エアコン置き場をフェンスで囲い、見栄えをよくするといった工夫だ。逆に何も工夫がなく、リビングのソファに座ると、バルコニーの室外機が見える、というようなマンションはマイナス評価となる。  
バルコニーの手すりが高級仕様か
バルコニーに設けられる手すり。これにもいろいろな種類がある。一般的なものではアルミ製の柵を設けるものや、鉄筋コンクリートで立ち上げて上だけ鉄やアルミの柵にするものがある。
 この手すりでお金がかかっているのは、鉄の鋳物でつくった柵を設置するものや、透明ガラスや半透明ガラスをはめ込んだもの。そして、コンクリートの表面にタイル張りにしたものなど。コンクリート打ちっ放しにするのもお金がかかるが、その例は少ない。
 以上のように手すりにお金がかけるのは高級マンションが中心。そのため、バルコニーの手すりが凝っていればポイントが高い。

隣との境はしっかりしているか
 バルコニーで隣と接する部分には石膏ボード製の仕切り板が採用される。火事や地震で避難するとき、簡単に破ることができる素材が使用されているわけだ。
 この石膏ボード部分をなるべく小さくしようというのが、最近の傾向。石膏ボードではプライバシーを守りにくいので、仕切り板をコンクリートでつくり、コンクリート仕切りの一部をくりぬいて石膏ボードをはめ込む。
 つまり、石膏ボード部分を必要最小限まで小さくしているわけだ。このような工夫を採用していれば高評価となることも覚えておきたい。  
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